時事課題への普通の市民感覚の発表① 投稿通し6回目

私は、65歳の年金生活者で、普通の市民感覚を持っている普通の市民との自負があります。

昨今の時事課題について、考えていることをこのブログで記載してみます。

第1回目は、2019年6月10日(月)にあった参議院決算委員会の中継を見た感想です。


2019.6.11記

1. まず、石井みどり委員長の冒頭の発言と総理への質問は必要か?「統計不正」「認知症対策」「電子カルテ推進」の3点の発言であるが、想定できる総理見解を引き出す出来レースの感想しかなく、時間の無駄。

 

2. 自民党磯崎氏の「地方単独事業絡みの質疑」も今回の決算委員会で取り上げる優先度高いテーマか疑問。

 

3. 立憲蓮舫氏、共産小池氏の「金融庁審議会報告問題」、国民大塚氏の「年金申請書問題」は、タイムリーなテーマであったが、質問と答弁が今回もかみ合わず、消化不良な感じであった。

 

4. そもそも、質疑の時間が少なすぎる。今回は、95歳まで生きるとするとモデルで2000万円不足という金融庁審議会報告を野党の1時間強の時間でしか質疑できなかった。防衛省の問題、厚労省の問題、官邸記録なし問題、日米貿易交渉トランプ発言問題、北朝鮮問題、日ロ交渉問題など、ここ1か月間でも重要国会課題が目白押しにもかかわらず、それらの国会議論がまったく見えてこないのは許しがたい。

 

5. 6月19日の党首討論も従来通りであれば全体で45分と短すぎて、期待はできない。

 

6. 野党の質問にまともに正面から答えず、聞かれていないことをさも関連づけて延々と答弁する姿勢、野党・政府双方が自らの主張を言いっ放しにする質疑、野党席からのヤジに反応する総理・副総理、見ていて悲しい光景。これが政府の姿勢を検証し、国の方向を議論する国会の論戦だろうか?国会はもっと危機感をもって課題に当たらないと、日本は沈みゆく一方になる。

                                 以上です。