隠れ脳梗塞治療顛末記4   通算160回目

          隠れ脳梗塞治療顛末記4

                               2026年7月18日記

 左頸動脈のくびれ(プラーク)除去のためのカテーテル治療前段の検査入院を2026年7月7日(火)から3日間の予定で行った。

 7月7日(火)は、聖マリアンナに入るだけで、13時30分に病院に着き、手続きをして13時45分には4階南の453号室6人部屋の窓側に落ち着いた。
 14時10分に担当看護師(北本さん)から種々説明を受け、16時からシャワーを使い、TVカード、ファミマで水を購入した。夜は退屈な時間であった。
 入院の病名は、佐内頸動脈狭窄症というものであった。

 7月8日(水)が、カテーテル検査の本番。朝6時起床、7時45分から左腕に点滴開始、点滴は以降15時頃まで続いた。10時10分から検査開始。1階の検査室まで歩いて向かい、頭を固定され右腕から造影剤を注入しカテーテル撮影をするという検査。血管の中に造影剤が注入されるとその部分がカッと熱く感じ、首、顔(口付近)、胸と造影剤が通っているのがわかる検査であった。

 10時50分に検査終了。このあと、右腕は肘をまっすぐに加圧固定され、左腕は点滴という状態で車椅子で病室に戻り、15時過ぎに点滴終了、16時35分に右腕固定終了でようやく両腕とも自由に使える状態となった。
 検査後の昼食、夕食はミラー食といって、片手で食べられるような献立であった。

 検査終了後に佐瀬医師に、かかりつけ医サイドの診察で、7月17日に横浜医療センターでの心臓のRI検査(造影剤)があることを告げたところ、その結果を見て8月の本入院、カテーテル治療を再度スケジュール化しようということとなった。

 7月9日(木)は予定通り、8時朝食後退院ということで、9時25分から手続きを開始し、9時45分には退院した。(10時30分には帰宅)
 コストは47,430円、他に入院セットで1,800円が別途請求がくる予定。

 

 これからの予定は、7月27日に横浜医療センターの循環器科森医師による心臓検査の診断、その結果を踏まえた8月7日の佐瀬医師の診断(本治療入院の時期等)となる。

隠れ脳梗塞治療顛末記 その3

                                                隠れ脳梗塞治療顛末記    その3

                                                                                                                 2026年6月20日記

  6月15日の週は聖マリアンナで検査、診察の週でした。

 

  6月15日(月)は15時から頚動脈の超音波検査

   14時45分に受付し、15時ちょうどから検査し25分で検査終了、15時35分には会計終了し、極めて順調に終わった。(1,000円)

 

  6月17日(水)は15時から心臓のエコー検査

  この日も14時35分に受付し、着替えのうえ15時に検査開始、15時40分に検査終了、15時45分には会計終了し、極めて順調であった。(1,580円)

 

  6月19日(金)は9時から診察という予定であったが、半日(午前中)仕事となった。

  8時35分に受付し、佐瀬医師の診察は8時45分から9時までと順調に予定より早く済んだ。

  検査結果は、当初診断どおりの左頸部動脈のプラークによる細い部分が顕著で、カテーテル治療をしましょうとのこと。

 

まずは、日程。7月7日から9日まで検査入院(8日にカテーテル適合検査)、8月10日から17日まで治療の本入院(12日にカテーテル治療)を決めた。本入院の前に、家族同伴で治療の説明(リスクの説明)が必須とのことで、7月24日(金)13時に日程を入れた。

 

  次に、検査入院のために改めて採血、心電図、レントゲンをすること、その後入院説明等あるとのことで、病院内をいろいろ移動した。

  採血  9時40分 待ち人数多い 待っている間入院の問診、同意書に記入記名

  心電図 10時   スムーズ

  レントゲン 10時20分 スムーズ 

 

  10時25分に脳外科受付に戻る(30分待ち)

  さらに院内薬局、入院受付、入院支援センターを回って会計との指示(11時~)

  院内薬局 現在常用している薬の確認

  入院受付 入院に際しての書類記入等の説明

  支援センター 先に記入した既往症等の面談確認

  11時30分に支援センター終了し、11時35分に会計終了(

 

  以上が、今週の経過ですが、結構おおごとになってきた感想です。

  心配は、検査入院、本入院のあとゴルフがこれまでどおりできるかということだが、その件は聞き忘れました。

  次回は、検査入院記(7月7日~9日)となります。

隠れ脳梗塞治療顛末記その2

         隠れ脳梗塞治療顛末記その2

                               2026年5月28日記

 

 5月28日は、核医学検査(脳血流シンチグラフィ)という MRIに似た検査のため聖マリアンナに行った。

 

 10時予約なので、9時半過ぎには着くよう行動したが、思ったより順調に行くことができ、9時20分には病院に着いた。

 再診受付も順調で、検査受付を済ませると即呼ばれ、検査自体は40分かかったが、会計済まで1時間で今回は終わった。

 

 検査は、微量の放射能を含む液体を点滴で右腕から注入し、MRIのような装置で頭の周りを装置が右回り、左回りをゆっくりと何周も動き、脳内の血流や状態を撮影、検査するものであった。

 結果は、6月19日の診察で明らかになると思うが、高額な検査で保険適用とはいえ自己負担10,300円であった。

 次回は、6月15日の週で、15日、17日が検査、19日が診察となる。

齢72歳の隠れ脳梗塞治療顛末記その1

隠れ脳梗塞治療顛末記(その1)
                               2026年5月23日記

1.    始まりは健康診断と一緒に受けた久しぶりの脳ドック

(1)2025年1月 横浜市の無料の健康診断を「ゆめが丘総合病院」の健診センターで受   診しようと申し込んだ際、10年以上受けていないこと、料金が安い(33,000円)ことから脳ドックも併せて申し込み、1月29日に実施した。

(2)2月20日前後に検診センターから電話があり、脳ドック結果について担当医から話があるとのことで、25日(火)に診察の予約を取り、話を聞いた。

(3)担当医は佐瀬泰玄先生といい、聖マリアンナ医大付属西部病院が本拠地の脳神経外科医で、画像を示しながら曰く、梗塞の影が見られるが自覚症状はないのかとのこと。全く自覚症状がない旨答えると、隠れ脳梗塞だろうが放っておくのは危険であり、血液がサラサラとなる薬(タケルダ)を服用しつつ、経過を見る(3か月に1回診察、6か月毎にMRI検査)ことが良いとのことで、その診断に沿って通院することとなった。

(4)以降、2025年5月にMRIと診察、8月診察、11月にMRIと診察、2026年2月に診察を受けてきたが、何事もないという診断であった。

2.    思いもしないカテーテル治療への道(その1)

(5)2026年5月12日にMRIを実施、その後の診察の場で、今回は頸部までMRIをしていたが、左頸部の血管が極めて細くなっている画像が出てきて、佐瀬先生曰く、手術して血管を圧迫している凝固物を切除するか、カテーテル治療を行うかの2択だが、カテーテルの方で良いのではないかとの診断で、カテーテル治療をするのであれば、必要な検査が「ゆめが丘」ではできないため、「聖マリアンナ西部病院」に転院する必要があるとのこと。

(6)当然、転院を選択し5月22日(佐瀬先生の外来が金曜午前のみのため)に早速、聖マリアンナ西部病院に出向いた。

(7)初診でもあり朝8時30分受付開始と同時の受付をするため、出かけた。紹介状ありの初診外来のため、予約なしでは時間がかかることを覚悟していたが、結果10時には佐瀬先生の診察は終わり、ここまでは想定より順調だと感じていた。

(8)佐瀬先生の段取りは、本日(22日)このあと採血と造影剤使用の頭頚部CT検査、また、核医学脳血流IMP検査(5月28日)、頚部血管超音波検査(6月15日)、心エコー図検査(6月17日)、そして6月19日に診察して、その後の治療方針を決めるというものであった。大体のスケジュールは、7月に手術に向けた検査入院、8月に本番のカテーテル手術入院とのこと。

(9)5月22日は、10時00分に診察は終わったものの、それから採血終了が11時、さらに採血結果で造影剤使用のCT検査可否を判断するため、待機時間が90分でCT検査も30分かかり、すべて終了したのが13時35分であった。疲れた。
 
 以降は(その2)へつづく

社会観察雑記帳 -市民感覚の何かおかしい105- 2026年2月総選挙 高市圧勝に思う

                              2026年2月総選挙 高市圧勝に思う

                                                                                                                    2026年3月3日記

     2月8日衆議院総選挙で自維政権が議席の3/4確保の圧勝結果と悪い方向での想定外の結果となり、この1か月間何も投稿する気になれなかった。

 

    高市早苗という人物は、人望がなく仲間が少ないことに加え、公の場で嘘を堂々という(総務相時代のレク発言録官僚捏造発言、選挙演説での南鳥島沖レアアース国産早期実現など=言い切ることが国民の琴線に触れたのか?)、場をわきまえない失言をする(予算委での台湾有事発言など)、過去の信条との一貫性を疑う発言、行動をする(消費税減税は悲願発言、過去ブログ一斉削除など)人物と私には見え、このような人物が向こう4年間総理大臣という絶対権力を持って政治面から日本社会・国民をリードするのかと思うと、極めて暗澹たる気持ちである。

 

    自維与党と中道中心の非与党との相対比較で考えると、普通の教育を受けた普通の有権者は、日本をこんな格差社会、貧困層増大社会にした自民党、裏鉄問題筆頭に政治と金問題に何らケジメをつけていない自民党、国保逃れが露呈した維新の与党より、まだ中道、国民などの非与党に票を入れるのが常道と思うのが、当たり前と考えていたが、日本の有権者がここまで劣化していたことに驚きを禁じ得ない。

 

比例の獲得表で見ると、自民は前回より6.5百万票増やした21百万票(得票割合は36.2%)、維新は同16万票減らし4.9百万票(同8.5%)、中道は立憲・公明合計の前回より7百万票減らし10百万票(同18.0%)、他は国民が得票率9.6%、参政が同7.3%、みらいが同6.5%、共産が同4.3%、れいわが同2.9%となっており、自維合計と中道・共産・れいわ合計がほぼダブルスコアとなった。

 

    何故この様な投票行動に有権者が出たのか、納得できる解説・分析を望むが、個人的な思いで言えば、2011年以降の安倍政権以降で進められた、労働市場構造改革(非正規拡大等)、教育改革(道徳教育強化等)、官僚統制強化(内閣人事局等)、メディア懐柔などの諸政策を動員して長期スパンで国民の価値観の変革を試みてきた成果が小選挙区制度で極端な形であらわれてしまったと言えるのではないか。

 

    周りでも、ここまで高市が議席を占有する事態に逆に驚いている、危機感を持つ人は多いし、高市政治が進行することで自分の孫子の世代への悪影響が心配との声も多い。

 

    投票結果から見ると、103百万人の有権者のうち45百万人は投票をしていないし、投票した58百万人のうち15〜20百万人は非自民(参政・保守・みらいは除く)に投票しているので、自維政権を批判的に見る層も1/3はいることを信じ、高市政権が暴走することのないよう、しっかり監視・チェックを言論の力でただす(糾す・正す・質す)勢力を増やしていくことが重要だと思う。

社会観察雑記帳 -市民の感覚の何かおかしい104‒ 日本が壊れていくpart3 高市総理では新しい戦前が現実化する

         日本が壊れていくpart3   高市総理では新しい戦前が現実化する

                          社会観察雑記帳 -市民の感覚の何かおかしい104‒ 通算155回目投稿

                                                                                                                  2025年12月15日

 

 10月に高市政権が発足して2か月、彼女本人の舌禍事案が多発しているが、世論調査高市支持率は発足当初から高支持率を維持し、12月公表の数字では6~7割を維持している。

 

  11月7日の台湾有事に関しての「存立危機事態になりうる」発言は、中国の反発を招き、その 後の経済的損失、政治的・軍事的緊張関係はひとえに高市発言にあるにも関わらず、訂正・撤回 するでもなく、ただダンマリを決め込んでいるのはあまりにも無責任である。

  また、党首討論での「そんなことより議員削減」発言も、そんなこと(=自民党の政治と金問題)を棚上げしたい本音がみえみえで、総理としての姿勢が落第である。

 

  舌禍ではないが、「責任ある積極財政」が市場からは見放され、円安激化、長期金利アップが現実に進んでいるにも関わらず、補正予算でも有効な手立てが打ち出せていない。

 

  こうした、総理としての資質、能力がない者が日本のリーダーとなってしまった事態を一番分析 し、国民に可視化すべきはマスメディアのはずなのだが、安倍政権以来の政権によるメディア懐柔策が奏功しているのか、今回の事態ではほとんどのメディアが正確に気骨を持って、政権批判・評価をしていない。

 

  今後、スパイ防止法だとか、安保3文書改定だとか、防衛予算拡大等々のキナくさい政策を推進してくることが確実視されているが、まさに「新しい戦前」を現実化するような動きを高市政権は仕掛けてくるであろう。

 

  日本を転落させるような発言、政策を進める高市総理をいつまでもその職にとどめさせて良いものだろうか。

 

  そもそも、総務大臣時代の総務省官僚が作成して大臣レク顛末の文書(=れっきとした正式な行 政文書と認定されている)を官僚の捏造と嘘を言い切って国会での追及を逃れでいること自体許 されるものではない。

  政治家、ましてや総理や大臣を狙う者が、嘘をつきとおすことはそれだけで一発退場ものであり、高市早苗という議員が自民党総裁選出馬、総理指名を受けること自体があってはならないことなのに、それを許し、かつ、総理として仕事をさせているのは、異常事態である。

  早く選手交代してほしい。  

もっとも、これだという交代候補が自民党にも他党にもいるわけではないが・・・

社会観察雑記帳  ‐市民感覚特別編- 通算第154回目   農協組織(JAグループ)が組織を挙げて国内農業生産を直接支援してはどうか

   農協組織(JAグループ)が組織を挙げて国内農業生産を直接支援してはどうか

                                2025年10月2日

1.本稿で一番言いたいこと

 コメ増産への政策転換、食料安全保障確立機運の高まりなどを受け、今こそ『国内  農業生産維持・振興に向け、JAグループ(地域農協も連合会もグループ会社も)は生産者・生産法人などと連携・協力して、直接的に国内農業生産に携わる取組を施策化し実践していく』ことが、コメ増産、国内農業生産維持に貢献するだけでなく、協同組合であるJAグループの存在価値、必要性を社会にアピールする絶好の機会ではないか。

 

(1)農協(連合会含む)が農業経営を行いうる法的根拠は、現行農協法第10条2に「組合員又は会員に出資させる組合は、前項の事業のほか、組合員(農業協同組合連合会にあっては、その連合会を直接又は間接に構成する者)の委託を受けて行う農業の経営の事業を併せ行うことができる。」にある。

しかし、連合会の農業参入形態について、現状の農水省との協議では作業受託(斡旋含む)以外はハードルが高いが、担い手の一翼となるべく同意を得るべきである。

(2)既に行われている、ア.地域農協の農業生産支援(作業受託斡旋や農地集積の実質的な実行者など)、イ.全農の生産振興・担い手支援①労働力支援協議会設置(全国6ブロック毎及び全国)による農作業支援パートナー企業との提携等、②91農業の提唱(本業9割、農業1割のサポーター作り)、③モデル実証農場による農協経営モデル作り(施設園芸のゆめファーム、畜産の肥育農場、④県本部単位での農作業受託や次世代育成農場設置、等々の取り組み、ウ.農林中金の融資等金融支援や農辞苑(担い手と受け手の新たな出会いプラットフォーム)の運営などで既に生産支援は着実に実践しているが、社会(特に大都市圏)での認知度は全く低く、社会的アピールは極めて弱い。

(3)今回の提案は、生産者目線に立脚し、生産者の要望(種別・作物別、地域、経営形態・規模等々で異なることを受け止め)に沿ったJAグループとしてできる農業生産支援を地域JA、県域連合会(=全農県本部)、全国連合会(全中・全農・農林中金JA共済連など)が相互に連携し、一定規模の予算も継続的に確保しつつシステム的に行うことを社会にアピールし、かつ成果をあげることにある。

 

2.1.を実現するための大前提

(1)既存生産者・法人と地域JA間、地域JAと県域連合会間、連合会間(全中・全農・農林中金JA共済連など)の相互の信頼関係が絶対的な必要条件となる。

 *くれぐれも、連合会、地域JAからの目線で合意に持っていくのではなく、生産者・法人の目線からスタートし、生産者・法人が納得する支援策とすることが重要

(2)全国連(全農・農林中金JA共済連)は、支援事業としての予算化を行う際、生産者等への経営支援、自らの事業への貢献に加え、広く社会に対する広報の位置づけがあることもふまえ、十分な予算を計画的・継続的に確保することが重要である。

 

(付)現在、食料安全保障推進財団(鈴木宣弘理事長)が国会に制定を働きかけている、実質的な所得補償制度(新たな交付金として「農地等維持交付金」「農業者経営安定交付金」「主要穀物及び乳製品の緊急時買入れ制度」新設)の実現も不可欠であろう。

 

3.なぜ、直接農業生産支援にグループ挙げて取り組むのか

(1)耕作放棄地データは、2015年センサスでは424千㌶、2020年センサスから把握項目としては 廃止したが、2024年12月農水省公表「荒廃農地の現状と対策」では2024年の農地面積はピーク(1961年6,086千㌶)から1,810千㌶減り4,273千㌶で、荒廃農地は257千㌶となっている。また、2025年9月農水省公表「地域計画の策定状況(2027年4月末時点)=都道府県別10年後後継者未定の農地面積・割合」では、農用地等面積4,222千㌶のうち将来の受け手が位置付けられていない面積が1,339千㌶と32%にも及び、ブロック別では北海道の9%を除き、東北36%、関東49%、北陸23%、東海43%、近畿31%、中四国60%、九州36%とどのブロックも後継者不足の割合が大きいデータとなっている。

これらのデータから、国内農業生産の担い手不足は既に深刻な事態であり、現状のまま推移すると近い将来国内農業生産は加速度的に衰退することが想定される。

 

(2)生産者組織である協同組合JAグループには、元々国内農業生産を支える使命があることに加え、戦争・異常気象による農産物収量減、国内物価高、コメ騒動等々から、「食料安全保障」が脚光を浴びている現況下で、国内農業生産に尽力するJAグループを可視化することは、担い手不足解消に貢献するとともに、JAグループの社会における存在意義を示す良い機会である。

併せて、JAグループ悪者論を唱える勢力に対する有効な反証行動となる。

 

(3)金融、販売購買等の全国機能を併せ持つJAグループは、全国連・地域JA連携した生産支援を面的に展開できる素地がある協同組合組織といえる。

 

(4)この取り組みが計画通り進んだ場合、「食料安全保障」確立すべしとの世論醸成に大きく寄与する。

 

4.支援形態の一案

全農が主体となって人的支援を行い、全農県本部中心に作成した支援策を実施

生産者・法人、地域JA、連合会(全農中心)相互の合意のもと、以下の支援形態が考えられる

・農作業受委託

・共同経営

・経営受委託

・直接経営 など

 

5.本稿を記した背景

(1)2007年からの規制改革会議、2013年からの規制改革推進会議を使って、農業分野での競争強化=農協弱体化⇒無力化が画策され、結果2016年4月農協法改正で『全中の社団法人化』『全農の株式会社できる規定盛り込み』が実現した。

*株式会社できる規定は、条文上「第73条の2 出資組合(貯金・提起積み金の受入、共済の事業を行う組合を除く)又は出資農事組合法人は、その組織を変更し株式会社になることができる」となっている。

(2)政府には、とりわけ全国連の力を弱め、業界とイコールフッティング化をすすめ淘汰の波に委ねる長期戦略の意図があり、その戦略が実現していくと協同組合メリットが損なわれる事態となる。

(3)2024年からのコメ不足・価格高騰現象でも、農協悪者論を主張する勢力が根強く存在する。

(4)退陣するものの石破内閣でコメ増産政策に舵を切ることを公表し、海外原料高、国内物価高、天候不安定などの要因で食料品の価格は加工・生鮮問わず価格高止まりの状態は長期化する見通しが大勢である。

 

(5)こうした状況をふまえると、JAグループの国内農業生産実支援の面的展開が可視化されれば、社会・国民の間に国内農業生産振興の必要性、食料安全保障確立の必要性の認識が高まるとともに、作り上げられた農協悪者・悪役イメージを払拭し、社会的存在としての評価を高めることができる

また、副次的効果として、生産者・法人、地域JA内にあるアンチJA勢力と親JA勢力間の融和促進機会となる

                                          以上