右鎖骨骨折治療顛末の記録③

           右鎖骨骨折治療顛末の記録 ③
       ―嗚呼、65歳にしてゴルフ休止事態を招いた不覚―

4月20日土曜日以降
1. 次回4月25日(木)の横医セへの外来まで、「左腕中心に過ごさなければ」と決意したが、患部の痛みがほぼ無いこと、意外と右腕が動くことから、ついつい右腕を使うことが多い。食事での箸使用、歯磨き、着替え時の右肩動かしなど、ゆっくりであればなんとか自力でできてしまい、本当にこんなに動かして良いのかと思いつつ、つい右腕を使ってしまう。
2. 右腿も強打していたが、違和感は相変わらず残っていた。21日の日曜から、朝いちばんで家のまわりをウォーキングしてみることにしたが、どうも打ち身にしては回復が遅い気がして、肉離れ、股関節接合部不具合なら治療が必要だし、何より違和感の正体がわかれば安心と思い、22日月曜日に「ふなき整形外科」に外来で再訪した。9時半頃行ったが、相変わらず待ち人多数で2時間待ち、レントゲンを撮ったところ股関節部分に異常なしで連休明けまで経過を見ましょうとのこと。まず打撲であろうとの診断で一安心。人間は現金なもので、そうと分かってからは日を追うごとに違和感が少なくなり、26日金曜現在、普通に戻ったような状態で、再度の「ふなき」訪問は不要と判断した。
3. 21日日曜から24日水曜までは朝散歩で外出するだけで、家の中で過ごしたが、三角巾はほとんど着用しなかった。月曜の「ふなき」だけは往復着用。また、右腕が結構痛みなく動くので、簡単な体操や車の運転などできるものか質問事項をまとめてみた。ただ、咳やくしゃみが大敵で、出てしまうと患部が痛く、影響あるようで不安だった。
4. 4月25日木曜日経過観察で医療セ外来へ出かけた。11時予約でその前にレントゲンを撮っておくため、10時15分到着のバスで行った。レントゲンまでは順調に済んで、10時40分には整形外科受付が済んだが、そこからの待ち時間が長かった。N医師指名なので受付時には待ち人4人のなかに自分の番号はなく、ようやく4人目に番号が表示されたのが11時ころ。他の3室の患者は平均5~6分で患者が出てくるのに、N医師だけは15~20分かかる。結局、診察室に入ったのは11時50分であった。診察内容は、経過は良好、透明フィルムも2週間は持つとのことで、今日貼り換えて次回5月9日まで持たすこととした。いろいろ質問しようとしたところ、先制パンチでN医師から、「三角巾は家にいる時もするように。プレートで固定しているが、骨がつながる兆候がみえるまでは3週間ぐらいかかる。腕の重みだけでも患部には良くないので、三角巾で負担軽減しなさい。なるべく動かさないように。」といわれ、体操動作のペーパーを見せての質問をする雰囲気ではなかった。車の運転もまだ不可とのこと。衝撃的だったのは、手術前にとったCTの画像で、鎖骨の骨折の状態が3Dではっきりと明示されていた。レントゲンでも判明していたが、右鎖骨は大きくは3つに分かれてしまい、真ん中の部分がさらにばらばらになっていて、左右の大きな骨をプレートでつなぎボルトで固定、真ん中は骨片を集めて、糸で左右の部分と結びプレートに添わせるという処置の手術だったとのことを説明受けた。

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再録 手術前のCT画像