2022年7月時点 自公政権の罪とモヤモヤ感
2022年8月3日記
1.岸田自公政権のピント外れが目に余る
(1)コロナ第7波対応の無策(不作為)
① 行動制限しないことの理由、言い方が下手過ぎる
② 尾身分科会が無能過ぎる(8月2日に緊急提言は遅すぎるし、ピンボケ)
③ 厚労省の保身に付き合わされる医療現場が可哀そうすぎる
① 何故国葬なのかの説明・質疑が全く不十分
② 安倍元首相の海外評価が高いことの具体的根拠は(何をしてどんな評価か)
③ 安倍元首相の功績を具体的に示し、その質疑が必要
罪は、「公文書改ざん」(森友)「権力私的利用」(桜、加計)「アベノミクス大失敗」(諸指標が示している)等々
立場によって評価分かれるが、「解釈改憲実施」(集団的自衛権)「安保法制」「共謀罪」「働き方改革」なども罪の部類に入る。
(3)参議院選挙後の臨時国会がたった3日間という国会軽視、民意無視
① コロナ対応、国葬問題、旧統一教会問題の追及を避け、時間経過を待つという姑息な戦術と憶測される愚策
② 国葬が統一教会との関係白日化を阻止する手段とする見方を封じる対策
(4)旧統一教会問題への対応が超鈍感
① 自民党福田政調会長の「正直言って何が問題かわからない」発言は政治家とし ての致命的失言=政治家資質に関わる看過できない失言
② 岸、二之湯、細田等名だたる議員(岸田政権で要職にある)の言い訳がひどい
「名前を貸しただけ」「わからなかった」は通らない、即刻辞職もの
③ 桜を観る会に連続招待の事実あり=なんの功績があって招待したのか
④ 旧統一教会2015年名称変更を認証した経過は再検証すべき=政治圧力はあった
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- 事前相談、申請がいつ、誰がどう関わったか
- 政務三役(文科省・官邸)の関わり方を徹底検証(建前ではなく実質で)
- 申請書類不備にもかかわらず認証決裁した理由
- 名称変更理由を黒塗りで開示する納得できる理由(公益との関係で)
2.こんな自公政権なのに、なぜ選挙に勝つのか
○ 自公に替わる受け皿がない
○ 与党とのつながりが自分たちの仕事に有利と勘違いしている
○ 身近な実生活への対応に与党重視の価値観ある
3.霞が関官僚の崩壊が日本に与える影響をどう考えるか
○ 新規応募者激減、応募者の質低下
○ 現若手官僚の離脱(転職等)
○ 霞が関官僚崩壊=日本崩壊(良くも悪くも) この責任は安倍長期政権にある
モヤモヤする課題は列挙できるけれど、その解決策はというと即効薬が見当たらないことが、またモヤモヤ感を増してしまう。
選挙で地道に変えていくしか道はないのか。